なぜ売れないのか?-サイト設計編(3)-
前回の「なぜ売れないのか?-サイト設計編(2)-」
の続きです。
今回は、7番以降を見て行きます。
7番以降の項目は、自分では気づきにくい場合が多いので注意が必要です。
- いかにも「買え買えー」といった内容で、信頼を失っている
- サイトの内容と全く関係の無い広告をとにかく貼りまくっている
- 広告が異様に多い
- 内容に一貫性がない
- サイトの構造が分かりにくい
- SEOを意識し過ぎて、日本語が変になっている。文章が読みにくい
- GooleやBingのガイドライン違反(自分では気づきにくい)
- 画像や動画が多すぎて重い
- 文章が多すぎて、読むのに疲れる
自分で気づきにくいガイドライン違反
7番の「スパム行為」に関しては、「自分はやっていない」と思っていても、やっている場合があります。
スパム(もしくは、それに近い行為)を行うと Google や Yahoo!、Bing などの検索エンジンからのアクセスが激減します。
つまり、
この項目に引っかかると、売れない以前に人が来ません(笑
特に、Google に嫌われると日本では致命的 になるので注意が必要です。
(Yahoo! も検索エンジンのコア部分は Google なので、Google は事実上、90%以上のシェアがあります)
まず、Google の「ウェブマスター向けガイドライン」は必読です。
また、Bing のガイドラインは、Bing の Webmaster Tools に登録して、ログインすると見ることができます。
そして、これらのガイドラインの中でも、特に「自分で気づきにくい」部分は以下の項目でしょう。
- 隠しテキストや隠しリンクを使用しない。
- 複数のページ、サブドメインで同じコンテンツを公開しない。
- 無効なリンクがないかどうか、HTML が正しいかどうかを確認する。
- 1 ページのリンクを妥当な数に抑える。
- ホームページから 1 ~ 3 回のクリックで各ページに移動できるように
隠しリンクとか隠しテキストって、なんぞ?
という人もいるかもしれません。
まぁ、ぶっちゃけていえば、スタイルシートを無効にすると見えるのに、有効にすると見えるテキストやリンクがある場合とか、
frame タグで見えない部分があるとか、
alt 属性や title 属性に 全然関係ない文字が埋め込まれてるとか・・・
まぁ、いろいろあります。
CSS でページをデザインしてる場合は要注意。結構、気づいてない人が多いです。
特に Google さんは、隠しリンクを極度に嫌うので、注意が必要です。
・・・・・・
次の「複数のページ、サブドメインで同じコンテンツを公開しない」っていうのも、以外と気づいてない人がいます。
単に人のページをパクってる場合は論外ですけど(笑
これは、www.example.jp と example.jp が同じだったりとかのパターンで、コピーページ(パクリ)だと思われるからです。
そして、、、
Bing ではなんと!
http://www.example.jp/
と
http://www.example.jp/index.html
ですらコピーと認識します(笑
自分のページ内で、<a href=”/”> と <a href=”/index.html”> が混在してる場合などは要注意です!
・・・・・・
無効なリンクや、正しくない HTML も気づかない人は多いですね。
以下のツール類を使ってチェックしてみると良いでしょう。
- Another HTML-lint ・・・ HTML文法チェック
- The W3C Markup Validation Service ・・・ W3C公式のHTML文法チェック
- W3C CSS Validation Service ・・・ W3C公式のCSS文法チェック
- dead-link-checker.com ・・・ リンク切れチェック
- DeadLink.tv ・・・ リンク切れチェック
ちなみに、Another HTML-lint は採点が超キビシイです。ここで100点取る必要はありません。
ただ、W3C公式のHTML文法チェックくらいは、なるべく満点で通過しておきたいところです。
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